二月だけが二十八日なわけ
現在使われている暦は、わが国では明治六年から採用された太陽暦です。
太陽暦の中でもグレゴリオ暦と呼ばれるもので、その前身はユリウス暦と呼ばれ、ローマの英雄ジュリアス・シーザーが古くからのローマ暦の形式の上に、エジプト暦を採用して改正したものです。
ですから、現在の太陽暦は、すでに四千年以上の歴史を持っていることになります。
まず、古代エジプトでは、毎年夏になるとナイル河が増水して氾濫し、その度に大水が出るので、この洪水を事前に予知しようと暦の研究が熱心に続けられました。
その結果、一年を三百六十五日と計算し、それをもとにしたエジプト暦ができたのは、今からおよそ四千年前のことだといわれます。