暦の不思議 1
古代エジプト暦は、一年を十ニカ月に分け、一カ月を三十日として、残りの五口を十二月の終わりにつけ加えたものですが、その後、一年は正確には三百六十五日五時四十八分四十六秒であることを知り、四年目ごとに一日を加える"うるう"の方法が発明されました。
一方、ローマには、伝説上の第二代の王ヌマ・ポンピリウスのころからローマ暦がありましたが、それは一年を三百五十五日と計算したもので、ローマ人は奇数を吉としたところから、一カ月は二十九日か三十一日で、当時の十二月(現在の二月)だけが二十八日と決められていました。
その暦は一年を三百五十五日と計算したため、シーザーが政権についたころには、実際の季節と三カ月もずれていたため、エジプト暦を基本とした全面的改正が行なわれました。
これがユリウス暦です。